◆2024年3月31日(日)
日の出 05:15
日没 17:58
天気 雪のちくもり
最高気温 0.5℃
最低気温 4.5℃
マガンねぐら入り数 0羽(3/30現在)
寒いと思ったら、2cmほど雪が積もっていました。
沼は変わらず灰色でした。
上空を飛ぶマガンが3羽。
お腹を見ると成鳥が2羽、昨年生まれの幼鳥が1羽。
家族づれのようです。
対岸にはアオサギが来ていました。
彼らも水面が開くのを待っているのでしょう。
昨夜は、道内の一斉調査ということで、宮島沼もねぐら入りの調査をしました。
日没後、次々とマガンの群れが沼をかすめていきます。
しかし、降りることはなく、昨夜のねぐら入り数はゼロでした。
やはり氷が溶けないと、宮島沼ではねぐらをとりません。
沼の氷が全て溶ける「沼開け」まであと10日くらいかかりそうです。
<今日の鳥>
マガン、ヒシクイ(亜種オオヒシクイ)、ハクチョウ類、カワラヒワ、ムクドリ、ハクセキレイ、トビ、アオサギ(初)、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヒバリ
氷が全て溶ける沼開けまで、氷の色は次のように変わっていきます。
まだ真っ白。真冬の色です。
↓
とけ始めると灰色に。←今ここ
上空をマガンの偵察隊が忙しく飛び、道端や農地にはカワラヒワやヒバリたちがやってきます。
↓
もう少し進むと薄茶色。
もう一息!
↓
濃い茶色と灰色のまだらになると、もう秒読み。
開いた水面に浮かんでくる魚を狙ってワシ類やサギ類がやってきます。
↓
沼の氷が全て沼開けすると、マガンたちがねぐらをとるようになります。
沼開け直後は、ハクチョウやヒシクイたちが、水中のマコモの根やヒシを食べているのが観察できます。
沼開けと同じくらいのタイミングで陸上ではナニワズが花を咲かせます。
さて、今年の沼開けはいつになるか、ドキドキワクワク待つことにしましょう。
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