【報告】5/17(土)のんびり観察会
- mwwc35
- 5月21日
- 読了時間: 2分
更新日:5月23日
2025年5月17日(土)、センターの開館前の朝8時〜9時に、のんびり観察会をおこないました。
老若男女8名の方が参加してくれました。
この記事の画像は、ミヤボラMさんに撮影していただきました。
杖をつきながらだったので大変ありがたかったです!

この日は観察小屋横で小鳥や水鳥を観察しました。
ここなら足腰が弱い人でもベンチがあるので安心です。
すぐ目の前でオオヨシキリやコムクドリ、アオジが見られました。
マガンがロシアに渡った後、宮島沼の季節はものすごいスピードで進んでいきます。
この時期は、1週間かそこら目を離すと、もう別世界になってしまうのです。
沼の上にはカンムリカイツブリやオオバン、キンクロハジロがポツポツと泳いでいます。
観察会前後にミヤボラMさんに別途撮影していただきました。

カンムリカイツブリは、向かい合って求愛行動をしたり、巣材をせっせと集めたり、いろんなカップルがいます。
センターと沼の間の広場部分はツボスミレやセイヨウタンポポが満開でした。

ツボスミレはちょっと湿ったところでよく見られます。
地上数cmの世界です。
花びらがあるよく目立つものだけが花ではありません。
地味ですが、これもれっきとした花。

スゲの花。
てっぺんの黄色っぽいモジャモジャ(雄しべ)がついた茶色く細長いのは雄花のかたまり(雄小穂)、下の方についている白いもじゃもじゃ(雌しべ)がついているのは雌花のかたまり(雌小穂)。
昆虫だけ私が撮影。
参加していたお子様が見つけてくれた虫。
胸と腹の間がハチのようにくびれて、お尻に針がついています。

ハチやアリの仲間かなぁ、それ以上わからなかったので、後で調べてみました。
どうもハネナシヒメバチの仲間のようです。
ゆるーくのんびりした観察会ですが、小鳥、水鳥、植物、昆虫...様々な生きものに出会えました。
次回は6月21日(土)朝8時〜9時に行います。
ぜひ遊びにいらしてください。
<出会った生きもの、解説した生きもの>
・植物
ツボスミレ、セイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、ハルザキヤマガラシ、ビロードスゲ、フキ、エゾニワトコ
・鳥
カンムリカイツブリ、オオバン、カルガモ、アオサギ、ハシビロガモ、アオジ、コムクドリ、オオヨシキリ、カッコウ、ウグイス、カワラヒワ、ヒバリ、ハクセキレイ、キジバト、スズメ
・昆虫
ハグロケバエ、ハネナシヒメバチの仲間、ミヤマカラスアゲハ、モンシロチョウ、ナナホシテントウ
・両生類
トノサマガエル(声)、アマガエル
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