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【自然情報&報告】6/15(土)のんびり観察会

◆2024年6月15日(土)

日の出 03:52

日没  19:15

天気  くもりのち晴れ

最高気温 25℃

最低気温 16.5℃

 

月に一度ののんびり観察会

鳥だけでなく、植物や昆虫、気象現象まで幅広く、宮島沼の自然を楽しみながら発見しています。

今回のテーマは「湿地の植物+発見したものを観察しよう!」となりました。


あれれ?...,なんと!まさかの積雪!?

さすが豪雪地帯、6月でも雪が降るんですね〜。

いやいや、こんなに暖かいのにどう考えてもおかしいです。

どうやら雪ではなさそうです。

ふむふむ、こいつの正体はなんだろう?

柔らかくてもふもふ。

動物の毛?誰かがクッションの中身をぶちまけた?

頭の上を見上げると...改良ポプラの綿毛でした!

ヤナギも綿毛をつけていました。

風に乗って親の木から種子が旅立つのです。


センターの敷地だけでなく、道路を挟んで斜め向かいのヤチヤナギ畑へ行きました。

葉のにおいを嗅ぐとなんとも清々しい中に甘さを感じるいい香りがします。

松ぼっくりを超ミニサイズにしたような実がたくさんついていました。

ヤチヤナギは湿原に生える背の低い木です。

2017年春に苗木をいただいて移植したものです。


いいにおいといえば、こちらも外せません。

改良ポプラに挟まれたゲートを抜けて突堤へ出ると、突き当たりにショウブの群落があります。

よく見ると花がついています。

肉穂花序といって、太い花軸に小さな花がたくさんついています。

ミズバショウの花とよく似ていました。

葉はすべすべツルツルとした手触りで、すっきりとしたとてもいい香り。

菖蒲湯に浮かべるのはこの葉です。

すぐ隣にあるマコモの葉と手触りを比べてみました。

見た目はそっくりなのに、触ると全く違います。

ショウブはツルツルすべすべ、マコモはざらざらしていました。


足元を見ると地べたに這いつくばるように咲いているコシカギク。

こちらは青リンゴのような甘くていい香り。


カンムリカイツブリは突堤のすぐ前を横切っていきました。

そのすぐ脇のマコモの間からはオオバンの声が聞こえます。


今日もたくさん見て触って嗅いで聞いて、あっという間の1時間が過ぎました。

こんな観察会を10月まで毎月第3土曜日朝8時〜9時に開催しています。

ぜひお越しください。


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