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【報告】ミズゴケを救え!?ミヤボラ新部活「苔女」始動!

  • mwwc35
  • 5月23日
  • 読了時間: 2分

2026年5月16日(土)、ミヤボラの自主活動「苔女(コケジョ)」の初活動を行いました。

テーマは、傷んでしまったミズゴケの救出と移植。

きっかけは、湿地やミズゴケについてみんなで学んだことでした。


センター敷地の一角には、フェン(イネ科やカヤツリグサ科の草が育つ低層湿原)とボッグ(ミズゴケが広がる高層湿原)を再現した人工湿地とミズゴケコンテナが、ひっそりとあります。

ところがここ数年、冬にはネズミたちに盛大に掘り返され、春になるとヤナギ類の花穂が大量に落ちてミズゴケの上で腐り、さらに夏の猛暑...過酷な条件が重なりました。

以前はコンテナからあふれるほど元気に育っていたミズゴケも、あっという間に藻類に覆われ、ほとんどが枯死してしまいました。

2023年10月の様子。ミズゴケがコンテナからあふれるほど。
2023年10月の様子。ミズゴケがコンテナからあふれるほど。

そこで、まだ生きているミズゴケを少しずつ救出し、移植作業を続けていました。

ある日、「湿地ってそもそもどんな環境なんだろう?」という話題から、ミヤボラの有志で、泥炭やフェン・ボッグ、低層湿原・高層湿原、ミズゴケについて勉強してみることになりました。

実体顕微鏡を取り出し、ミズゴケを観察してみると、小さな葉のつくりや透明感のある細胞の美しさに、一同はびっくり。 私は以前、ミズゴケの種類を見分けるために切片を作る“ミズゴケ職人”的なことをしていたので、みんなの反応を見てちょっぴり嬉しくなりました。

さらに、日頃の管理に苦労している話をしたところ、

「それなら一緒にやろうよ」

ということで、「苔女(コケジョ)」が誕生しました。


初めての活動は、生き残ったミズゴケを新しいコンテナに移植しました。

ピートモスを準備し、古いコンテナから生きているミズゴケを慎重に取り出し、救出。

うまく定着してくれるかどうか、これからが楽しみです。

今後、おおむね月に一回程度の活動を行う予定です。

「苔女」といっても性別不問、ミヤボラの中でミズゴケや湿生植物に興味のあるメンバーです。


これまで人工湿地の管理は、業務の合間を縫ってほぼ一人で続けてきました。

地味で手間のかかる作業ばかりですが、今年からは「苔女」という仲間ができました。

活動は月に一回程度でも、「一人じゃない」というだけでずいぶん違います。



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